「ちひろ」・「ちひろさん」
休日ひきこもりのときこです。
根っからの漫画好きですが、学生時代にずいぶんと処分してしまいました。
処分したものの心残りで、買い戻した漫画が何作かあります。
そのなかのひとつがこちら。
- 作者: 安田弘之
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/06/20
- メディア: コミック
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- 作者: 安田弘之
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: Kindle版
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はじめて読んだとき、私は高校生で、主人公・ちひろの格好よさ、清々しさに胸打たれました。
ラスト近く、水族館で佇むちひろに特に魅力を感じました。
時は流れて。読み直してみました。ちひろに対する憧れは変わらないのですが、周辺の人々がこんなに愛しいものであったことに最初に読んだとき気づきませんでした。
読むたびに味わいが変わる漫画です。
この漫画には続編があります。
- 作者: 安田弘之
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: コミック
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そしてお弁当屋さんになりました。
こちらではより「周辺の人々」が描かれます。不器用で不格好な、魅力的な人たち。「周辺の人々」の普通の人の、普通のままの魅力に惹かれます。
「ちひろ」も「ちひろさん」も読むと、自分の気持ちには嘘をつかずに生きよう、という気持ちになります。
私の大切な漫画のひとつです。