ときこのお散歩日記

休日ひきこもりの社会人が外出+好きなものを整理するための日記

ダーリンは

ダーリンは71歳 (コミックス単行本)

ダーリンは71歳 (コミックス単行本)

本日の購入品。ちなみに絶版になった、こちらも所持してます。

どちらにも感じたことなのですが。

読むと、恋する乙女の多幸感をバーチャルで味わえます。どれだけ、どんなふうに好きで、幸せか、をバーチャルで味わえます。脳内麻薬がどばーって出る心地がします。

同作者でこちらも同じ感覚が味わえます。こちらは甘みよりやや苦味が勝っている感じですが。

パーマネント野ばら (新潮文庫)

パーマネント野ばら (新潮文庫)

恋する気持ちを疑似体験させるというのは、少女漫画のお仕事かなあと思うのですが。主人公や相手役を美形にしなくても、乗り越えさせる困難みたいなのを用意しなくても、そんな気持ちにさせることができるんだなあ、と勉強になった漫画達でもあります。

ちょっと辛いことがあったときに読むといいかも。パンチの効いた笑いと乙女ちっくが同居する、心地よい不思議な漫画達です。

はく

千と千尋の。現在、金曜ロードショー、絶賛上映中。

初めて観たのは、こどものころだったので。
ハクって綺麗だなあ、女の子みたい。女の子だったら、よかったのに~、などと思ってました。

久しぶりにちゃんと観てびっくり。

なるほど!理想の王子さまだ…!なんて男前な。

私も励まされながら、泣きながらおにぎり食べたい…!心から思った金曜の夜でした。笑

夫の

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

を読みました。

生きづらい、と一度でも感じたことのあるひとになら、だれにでもお薦めします。ふと肩の荷がおりたような心地がしました。

入らないことがまず表にあらわれてきた問題。
そこにいたるまで、人との関係が築きづらかった人生が降り積もっています。そして、さらに降り積もっていく、人との摩擦。
入らないことを核に自分の居場所を確かめていく、筆者の真面目さ、勇敢さにひたすら圧倒され、胸が苦しくなります。
おのおの抱える、心の傷みたいなものに直に触れきてくれる感じを味わいたい方はぜひ。

からりとした文章も読みやすいです。
…びっくりなタイトルですが、装丁も綺麗で、書店で買うのも抵抗ないと思います。私は書店で買いました~。

うら

仕事、休みでした。
最近、好きなもの。

大相撲力士名鑑〈平成29年度〉

大相撲力士名鑑〈平成29年度〉

そのなかでも、とくに応援しているのが、宇良です。
…にわかファンですが。
お相撲をテレビで観て、声が出るほど興奮したのはこの人が初めてでした。
アクロバティックな動き、小柄さ、礼儀正しそうな様子…。なにかはまってしまいました。
これからこっそり応援しようと思います。
大きなケガなどされませんように。
勝ちっぷりも、負けっぷりもなんだか派手なので、心配になります…。笑

月曜日のユカ

休日ひきこもりのときこです。ひきこもって、映画観てました。

日活100周年邦画クラシック GREAT20 月曜日のユカ HDリマスター版 [DVD]

日活100周年邦画クラシック GREAT20 月曜日のユカ HDリマスター版 [DVD]

月曜日のユカ。
ユカ演じる加賀まりこの可愛さや、洋服やヘアメイクの魅力、演出のお洒落さの評判を見聞きしていたものの、本日初見。
鑑賞後。
前評判のイメージがふっ飛びました…。
こんなにも胸に哀しい気持ちを残す映画とは思ってもみず。不意打ちでした…。

理解してもらえない感情、感覚、思考。通じあえない、分かりあえない辛さ、みたいなものがお洒落な映像と可愛いヒロインで描かれた作品、と受け止めました。

こんなに重厚なお話と思ってもみず。なんだか眠れなくなってしまいました…。笑

天城越え

休日ひきこもりのときこです。雪が積もっているのを言い訳にひきこもってます。

先日、ふとYouTubeで目にしました。

天城越え/裏町夫婦草

天城越え/裏町夫婦草

天城越え
女のひとの情念!という雰囲気の歌ですね。
嫌いじゃないです。でも、ぼんやりとしか聴いたことがなかった。
石川さゆりが歌っているのをじっくり観てみました。
感想。なんてかわいい…!でした。
歌詞はやっぱり、情念!という感じなのですが、石川さゆりの声や表情がほんとうに可愛らしいです。はじらいや清らかさを感じるというか。石川さゆりのほかの歌も聴いてみたのですが、声が元々可愛らしい、軽やかな雰囲気なんですね。
この雰囲気とどろりとした歌詞の組み合わせにときめきました。
椎名林檎作詞の歌もうたっているのですが、これもまた魅力的。

石川さゆりに好きな世界を増やしてもらえました。

探偵物語

どじな探偵さん。尾行ひとつ満足にできないんだから。

好きです。大好き。薬師丸ひろ子原田知世に共通するのは声の可憐さもありますね。
同名の歌もいいです。アイドルの海辺の恋の歌なのに、厳かな雰囲気さえ感じさせます。
薬師丸ひろ子が作品中で着ているツーピースにほんとうに心惹かれて。しなやかな体つきに、よく似合います。着こなす自信はないのですが、憧れます。
そして松田優作の絶妙さ。やらかそうなジャケットが少しくたびれた雰囲気を格好よく演出して。

この時代の、この年頃だった、ふたりだから成り立った素敵さが肝の映画ですね。